チベットの平和を祈る広島宣言
2009年3月9日、10日、私たち事務局は広島県内の寺院のみなさまと共に「チベットの平和を祈る広島の声」と題して、集会を行いました。今日のチベットの状況を鑑みてさらなる署名活動やチベットの平和のための活動が必要であることを再確認しました。
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私たちによく似たチベットの人たちがいま死んでいます。
彼らはいままではこれも自分の業の深さだと信じ、結構遠慮がちに住んでいました。
富士山の上くらいの高さのその土地はもともと彼らの土地でしたが、
いまは別の巨大な国と一緒になってしまったからです。
最近彼らのなかで若者たちが昔の旗をふって、涙ながらに叫んでしまいました。
それから彼らは毎日、夜が怖くて眠れない日々が続いています。
なぜならば、夜になると捕まえられて、どこかに連れて行かれるからです。
彼らの王国がなくなって、もう50年も経っています
でも彼らには国よりももっと大切な人がいます。
それがダライ・ラマです。
ダライ・ラマは観音菩薩の代わりに彼らの世界にやってきた人です。
いつも他者のために生きることが自分の人生の意味だと教えています。
いまは遠く引き離されていますが、いつもチベットの人たちはダライ・ラマを信じています。
チベットにつづているこの苦しみはいつ終わるのでしょうか。
彼らはいつまで前世の業である罰を受けなければいけないのでしょうか。
きっといつかはチベットの人々がいた痕跡は全部なくなってしまうんでしょうね。
でも来世を信じるチベットの人々にとってそんな未来は悲しすぎます。
私たちの日本はチベットと同じ仏教国で、世界有数の経済大国です。
そんな日本にチベットの人たちに期待されています。
でも日本は戦争犯罪国として中国にいつも責められてばかりです。
だからいままで他の国と同じようにずっとチベットのことは傍観してきたんです。
でもこの先も、罪のない人が更にどんどん死ぬのを知らないふりをするのでしょうか。
もうチベットの人々に苦しみが続くのを終わらせてあげたくないですか。
2009年3月9日、10日、私たち事務局は広島県内の寺院のみなさまと共に「チベットの平和を祈る広島の声」と題して、集会を行いました。今日のチベットの状況を鑑みてさらなる署名活動やチベットの平和のための活動が必要であることを再確認しました。
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3月10日はチベット民族蜂起記念日の50年目にあたります。
現在チベット全域では異常なほどの締め付けで厳戒態勢が敷かれています。
そこで何が起こっているのかは外国には伝わってきませんが、
人間の考え方や信条、そして信仰が脅かされていることだけは事実です。
日本に住む私たち日本人がこの状況でチベットの人々のためにできること、
それは日本政府を通じてこの問題を全面的な 解決を呼びかけることです。
オンライン署名キャンペーンはチベット問題が解決するまで終了しません。
是非みなさまご署名にご協力ください。
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今回もダライ・ラマ法王の側との対話がもの別れに終わってしまった。
それは何故だろうか?それは「対話」と呼べるようなものではないからである。ダライ・ラマ法王の側と中国政府側との溝は深いものがある。それは様々な問題が絡み合っているが、チベット問題はこの溝を埋めない限り解決しないし、このままいくとまた何年か後に世界はチベットの人々が殺されるのを見たり聞いたりせざるを得ないのである。
我々が本署名サイトで日本政府にもとめているのは、チベット問題に関してこの問題を解決するための国際的な枠組が必要であるということである。これができないのならば、この問題はいつまで立っても解決しないだろう。そしてそれを構築しようとしない我々の政府は結局は何もしていないのと同じだということである。
話を簡単にしておくのならば、喧嘩している双方には仲裁者が必要だという話である。たとえば男女の仲でも同じことである。一度いがみあってしまった当事者がいくらお互いの要求をしあっても話し合いが進む訳がない。だからこそ民事裁判というものがあるのであり、弁護士を通じた和解というものをするのが通例なのである。
チベット問題の解決には、かならず国際的な第三者をまじえた対話の場が必要である。そしてアジアにおける平和貢献国家を目指そうとする日本はそれをすべきではないだろうか。もちろんいま国会はねじれ国会になって大変な時であろう。世界恐慌も大変なできごとである。しかし、いま目の前で死んでいる人たちを助けることができなくて、どうやって世界のなかでリーダーシップを発揮する国家を形成しようというのだろうか。
チベット問題を闇に葬るべきではない。オリンピックも終わったいまこそ直接対話の場をつくるべきではないだろうか。
ダライ側との対話、物別れ 中国、「独立」放棄要求
【北京6日共同】中国共産党は6日までに終了したチベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ14世の特使との対話で、現行のチベット自治区の統治制度は断固変えないと表明、変更を求めるダライ・ラマ側の要求を拒絶した。国営通信、新華社が同日、伝えた。
チベット自治の在り方をめぐる双方の対立の溝は埋まらず、対話は完全に物別れに終わった。
チベット問題は北京五輪を前にした3月のラサ暴動で国際的な関心が高まったが、進展が得られなかったことで、亡命チベット人社会ではダライ・ラマの対話路線に批判が強まる可能性がある。
対話継続の是非などについて亡命チベット人の代表らで協議する緊急会議が17日から、亡命政府があるインド北部ダラムサラで開かれる予定。
新華社によると、対話にはチベット問題を主管する統一戦線工作部の杜青林部長が出席。杜部長は「中国は(少数)民族による地域自治制度を堅持する」と強調し「いかなる状況でもチベットの独立や半独立、形を変えた独立は認められない」と断言。ダライ・ラマに対し、政治要求を根本的に改め、暴力活動の扇動やチベット独立画策の動きを支持しないよう警告した。
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去る6月24日、みなさまより頂戴いたしました、署名(6月21日までの到着分、約13,000筆)を安倍晋三元首相を通じ、内閣官房へ提出してきましたので、ご報告申し上げます。安倍元首相は、このような国民の声が政府に届くことが大切であり、自分も今後機会がある毎にチベット問題について積極的に触れていきたいとのお言葉を頂戴いたしました。
現在行われている洞爺湖サミットの正式な議題にはのぼらなくても、昼食の席などでこの問題について議論が行われるであろうとのお言葉も頂戴いたしました。元首相としての経験上、中国という交渉相手はなかなか手強い相手ながらも、正しい意見を言い続けることが大切であるとのお言葉を頂戴いたしましたことをご報告申し上げます。
事務局では、このチベット問題が全面的に解決する日まで、このまま署名活動などを継続していきたいと考えておりますので、みなさま、今後ともご協力を賜りますようお願い申し上げます。
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このたびのチベットの危機に関して以下の日程で公開シンポジウムを開催することとなりましたのでお知らせいたします。
チベットの未来を考える:公開シンポジウム2008
【開催日時】 2008年6月21日(土) 13:00~15:30
【会場】 RCC文化センター7F3C 広島市中区橋本町5ー11
【プログラム】
石濱裕美子先生による基調講演:「歴史学から見たチベット・中国関係史の実像」
ラクパ・ツォコ代表による現状報告:「チベット問題の現状と亡命政府の取り組み」
パネルディスカッション:「チベット問題の平和的解決にむけて」
詳細はこちらから
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チベット自治区ラサからの電話、4月23日。
私たちはいま地獄にいます。食料品を買いにでかけるの時だって、ラサ市の発行している登録証と住民登録証との二つの身分証明書を携帯しかくてはいけません。5月末まではラサから出てはいけないと命令されています。そしてダライ・ラマ法王を批判するように強要されています。店舗や住宅を借りている人間は、その場所で分裂主義者との関係するものが見つかったり抗議活動をする者が見つかったら即刻逮捕して処罰すると脅されています。これがいまのチベットの地獄です。
四川省カルゼからの電話、、4月23日。
今日の午後1時ころカルゼのタウン・センターで二人の尼僧が抗議活動をしました。ブモ・ルガさん、32歳と、ソナム・デチェンさん30歳との二人です。彼女たちはカルゼにあるダカル尼僧院からやってきました。彼女たちはダライ・ラマ法王をチベットに戻して欲しいという要求とチベットは独立国家であると書いたチラシを配りはじめたのです。中国人の警備員がそのチラシをみて、回収しはじめ、誰が配っているのかを追究しました、その時尼僧たちは、道の角のところで、ダライ・ラマの帰還とチベット人への自由を呼び掛けて、叫んでいましたので、彼女たちはすぐに捕まってしまい、警察車両で連行されていきました。連行されながらも彼女たちは叫んでいました。彼女たちはカルゼ拘留所へと連れていかれたのですが、そこに拘留されているのか、どこか別のところに連れていかれたのか誰も分かりません。尼僧たちのチラシには、この活動は自分たちの意志であって、ダルカル尼僧院とはこの抗議活動は無関係であると書いて有りました。
カルゼ公安当局は「尼僧を逮捕してはいないし、その話は知らない」と語っている。
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馬を中心に龍・虎・獅子・ガルーダ鳥を描いた幸運をもたらすシンボル「ルンタ」と、それが描かれた祈りの旗「タルチョ」、そして仏塔「チョルテン」。チベットへ向かい旅をし、それらが見えた時、私はかの地にやって来たことを実感する。タルチョやチョルテンは、そこにチベット人が住んでいる、あるいは、そこが彼らにとって聖地であることを明示するけれど、自と他を区分する境界を示す標識ではないようだ。
チベット人たちは、中国とインドという大きな文化圏の間にあって、それぞれの文化の影響を受けつつ、自分たちの住む高原の風土に根ざした文化を創造してきた。ルンタやタルチョ、チョルテンはその一例だ。今、私の目の前にあるチベット語文献の数々は、そうした文化を築いてきた人々の、思いの詰まった百科事典だ。英雄叙事詩のページをめくる。ユーモアに富み、荒唐無稽でありながら、そこから発せられる無数の無名の人たちの声は、生命のリズムとなり、やがて一筋の甘露となって私に流れ込む。チベットの文化は、いろいろなことを気付かせてくれ、私をおおいに成長させてくれた。
チベットというものを理解しきることは、外国人である私にとって不可能なことだと思う。でも、不可能だとわかっているからこそ、かの地とそこに住む人々を中心にした輪の中で様々なことを思ってゆきたい。まだそこから学ぶべきものは山と積まれている。学ぶため、思うため、そのためには、これ以上かの地で血が流されてはいけない。そこに住む人々に、痛みが強要されてはならない。そして、そこに住む人々、世界のあらゆる人々と私たちが、互いに思い合い、尊重しあい、共に自律し幸せを営む未来が生起させられなければならない。
そのために、独りよがりかもしれないが、何かできることを考えつつ。
三宅伸一郎(大谷大学講師)
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私は、平和を維持するためには必ず二つの原則に基づいていないといけないと思っています。それは民主主義と社会的正義にほかなりません。もしそれらが存在しないのなら、たとえ無言であっても、そこに平和はありません。
民主的ではない政府が作り出す沈黙は、墓地における沈黙に等しいものです。それはいずれは崩壊を迎え、混沌に終止してしまうものです。そしてこれは私たちがもとめているものではありません。
シリン・エバディ氏によるメッセージ『広島国際平和会議2006公式議事録』 amazon.co.jpより
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会場からの質問
ーーーー平和を実現するために「正義」は本当に必要なのでしょうか。
ベティ・ウィリアムズ
ーーーー「正義」のためでなければ「平和」のための活動はあり得ません。「平和」のためでなければ「正義」の活動はあり得ません。両者は相即不離の関係にあるのです。従いまして、私たちの心の中に「正義」と慈悲が共になければ、「平和」を実現することはできません。
ベティ・ウィリアムズ『広島国際平和会議2006公式議事録』 amazon.co.jpより
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平和で慈悲に満ちた人間社会を築くには、私たちはまず自分の家庭から始めるべきだと思います。両親と三人の子どもからなる五人家族の場合であれば、五人全員が努力しなければなりません。平和や慈悲が空から降ってくることは決してないのです。まずは誰かがはじめなければなりません。それは個人の問題なのです。
世界平和というのは内なる平和から始まるものです。内なる平和は個人から始まるものです。今この会場には数百人の個人がおられます。そのすべての人が、世界をより良いものへと変える能力を持っています。時々、私たちは超人的な能力について語ることもありますが、そのようなものに期待してはいけません。
時にはそれがあまりにも大きなことに見えるため、「自分にはそのようなことに貢献するのは無理だ」と思うことがあるかも知れませんが、それは大きな間違いです。
私たちの一人ひとりが世界を変える能力を持っています。もちろん世界を変えることが、一夜にして達成できるわけではありません。それには何十年もかかるでしょう。また、私たちが生きている間に実現できないものもあるでしょう。私たち三人は、この先どれだけ生きられるか分かりません。きっとそれほど長くは生きていないでしょう。みなさま若い世代の人でさえ、生きている間に自分たちの夢を叶えることは無理かもしれないのです。あるいは、今世紀中にはそれは不可能かもしれません。とはいえ、努力は必ずしなければならないのです。
ダライ・ラマ法王『広島国際平和会議2006公式議事録』 amazon.co.jpより
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