HIPS06 議事録より

墓地における沈黙

私は、平和を維持するためには必ず二つの原則に基づいていないといけないと思っています。それは民主主義と社会的正義にほかなりません。もしそれらが存在しないのなら、たとえ無言であっても、そこに平和はありません。 民主的ではない政府が作り出す沈黙は、墓地における沈黙に等しいものです。それはいずれは崩壊を迎え、混沌に終止してしまうものです。そしてこれは私たちがもとめているものではありません。 シリン・エバディ氏によるメッセージ『広島国際平和会議2006公式議事録』 amazon.co.jpより

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正義と平和

会場からの質問 ーーーー平和を実現するために「正義」は本当に必要なのでしょうか。 ベティ・ウィリアムズ ーーーー「正義」のためでなければ「平和」のための活動はあり得ません。「平和」のためでなければ「正義」の活動はあり得ません。両者は相即不離の関係にあるのです。従いまして、私たちの心の中に「正義」と慈悲が共になければ、「平和」を実現することはできません。 ベティ・ウィリアムズ『広島国際平和会議2006公式議事録』 amazon.co.jpより

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すべての人が、世界をより良いものへと変える能力を持っています

平和で慈悲に満ちた人間社会を築くには、私たちはまず自分の家庭から始めるべきだと思います。両親と三人の子どもからなる五人家族の場合であれば、五人全員が努力しなければなりません。平和や慈悲が空から降ってくることは決してないのです。まずは誰かがはじめなければなりません。それは個人の問題なのです。 世界平和というのは内なる平和から始まるものです。内なる平和は個人から始まるものです。今この会場には数百人の個人がおられます。そのすべての人が、世界をより良いものへと変える能力を持っています。時々、私たちは超人的な能力について語ることもありますが、そのようなものに期待してはいけません。 時にはそれがあまりにも大きなことに見えるため、「自分にはそのようなことに貢献するのは無理だ」と思うことがあるかも知れませんが、それは大きな間違いです。 私たちの一人ひとりが世界を変える能力を持っています。もちろん世界を変えることが、一夜にして達成できるわけではありません。それには何十年もかかるでしょう。また、私たちが生きている間に実現できないものもあるでしょう。私たち三人は、この先どれだけ生きられるか分かりません。きっとそれほど長くは生きていないでしょう。みなさま若い世代の人でさえ、生きている間に自分たちの夢を叶えることは無理かもしれないのです。あるいは、今世紀中にはそれは不可能かもしれません。とはいえ、努力は必ずしなければならないのです。 ダライ・ラマ法王『広島国際平和会議2006公式議事録』 amazon.co.jpより

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